ニチモウの価値創造

Value Creation

事業を通じた価値創造

多くの社会課題が当社の事業領域とは切り離せないものであり、それらの解決を事業戦略に組み込むことで、ステークホルダーのみなさまに価値を提供することを目指しています。

  • 社会課題と環境変化
    • 少子高齢化
    • 地球温暖化
    • 労働人口の減少
    • 海洋汚染と
      海洋資源の保護
    • フードロス
    • 働き方の変化
    • 消費志向の多様化
    • 海洋プラスチック
      問題
    • CO2排出量削減
  • 経営資源
    • 人的資本
      • 人をより強い個に
        成長させて繋ぐ
      • 一人当たりの売上高
        平均3億円以上
    • 財務資本
      • 自己資本24,080百万円
      • 総資産78,647百万円
    • 製造資本
      • 世界最大級の
        実験用曳航水槽
      • 九州最大規模の
        サーモン陸上養殖場
      • 各種水産原料・加工品製造子会社など
    • 知的資本
      • 当社グループ内での
        事業連携
      • 他社に無い、船上での
        品質・鮮度・管理技術指導
      • 長い歴史の中で培った各事業における経験とノウハウ
    • 社会資本
      • SDGsをはじめとする
        イニシアチブなどへの参画
      • 世界38の国や地域との
        ネットワーク
    • 自然資本
      • 環境に配慮した漁具の開発

    ※2023年3月時点

  • 事業活動

  • アウトプット
    • 食品事業
      当社ならではの品質にこだわった食品を通じて安心・安全を食卓へ提供しています。
    • 海洋事業
      当社の起源となる事業で、100年以上の歴史の中で培った技術とノウハウで漁業・水産業の発展に貢献しています。
    • 機械事業
      ニーズに適したきめ細かな提案力を武器に設計から工場建設までトータルにサポートしています。
    • 資材事業
      「食」から「住」の分野にまで幅広く提供することで、「豊かで健康な生活づくり」に貢献しています。
    • バイオティックス事業
      メーカーや医療機関などへ、大豆由来の健康食品素材を供給し、みなさまのヘルスケアに貢献しています。

    • 物流事業
      九州地区を中心とした物流網を構築しており、確かな提案力で高品質な物流システムを実現しています。

  • 生み出す価値

  • 経営VISION
    ステークホルダーから信頼される企業集団として
    21世紀に安定し発展的に事業が行える企業である
    ニチモウおよびニチモウグループとなる

価値創造の歴史

当社の100年以上の歴史は、1910年に英国からトロール漁法の技術を導入して発足した下関の高津商店漁業部から始まりました。以来、漁網・漁具の研究開発・製造販売や船舶用機資材の販売などを通じて、日本の漁業の近代化・効率化に貢献してきました。また、お客様のご要望に真摯にお応えするにつれて水産物から加工食品、食品加工機械までをトータルに提供する企業としても事業を拡大してきました。

近年ではさらに、機能性と環境に配慮した建装材・包装資材・衛生管理資材の開発・販売、健康食品や医療分野でも注目されている発酵大豆由来の健康食品素材の開発・販売など、常に時代と市場が求めるニーズに、豊富な経験に基づく高度な技術と幅広いノウハウでお応えしています。また、これからの100年に向けて、「浜から食卓までを網羅し繋ぐ」を当社グループの経営方針として、ステークホルダーのみなさまのご期待にお応えできるよう、日々邁進してまいります。

1910~海洋事業当社の礎となる高津商店漁業部が発足。その後、製網部として分離・独立。

1910

当社の礎となる高津商店漁業部が発足。
その後、製網部として分離・独立。

創業者 高津英馬

1919

日本一の漁網会社を目指し、株式会社高津商会設立。翌年日本漁網船具株式会社へ改称。

創立者 林田甚八と岩本千代馬

1922

トロール船向けに潤滑油の取扱いを開始。後の石油事業に発展。

1934

東南アジア地域の漁業事情調査を
開始。海外への展開。

1955

取扱商材を食品包装資材や食品加工機械、食品分野へと多角化。

1961~機械事業大手水産会社の食品工場に食品加工機械を納入。機械事業発足の契機となる。
資材事業大手水産会社の食品工場に食品加工資材を納入。資材事業発足の契機となる。

19611961

大手水産会社の食品工場に食品加工機械と資材を納入。
機械事業・資材事業発足の契機となる。

1967~食品事業新技術と近代的量産体制を背景に、冷凍すり身の本格的な販売を開始。

1967

新技術と近代的量産体制を背景に、冷凍すり身の本格的な販売を
開始。食品事業が拡大。

1972

社名をニチモウ株式会社に変更。
石油部を分離、キグナス石油株式会社に。

1980

「はねうお」ブランドの辛子明太子を発売。加工食品分野に進出、
製品開発を進める。

1999~バイオティックス事業餌料の研究開発を契機に、発酵大豆素材を開発・販売するバイオティックス事業を開始。

1999

餌料の研究開発を契機に、発酵大豆素材を開発・販売するバイオティックス事業を開始。

2005

「ニチモウグループ企業行動憲章」制定。

2010~物流事業九州地区で食品を中心とした運送業を開始。

2010

九州地区で物流事業を開始。

2019

創立100周年。

2021

九州最大規模のサーモン陸上養殖場の事業化に向けて、フィッシュファームみらい合同会社を設立。