企業価値

Enterprise value

更なる企業価値向上に向けて

10年後のありたい姿を実現するために

当社の強みは、創業から115年に渡り、水産業を支え続けてきたなかで培った漁業・水産業に関する技術とノウハウです。この先の未来についても、海洋環境の変化や資源の枯渇など、パラダイムシフトがますます加速することが予想されますが、長年の経験で得た技術とサービスを当社オリジナルのビジネスプラットフォームに乗せて、いつの時代も歩みを止めることなく、常に挑戦し続けていきます。この挑戦こそが、企業価値の向上に繋がるものと考えています。

1事業成長

養殖業(陸上・海面)のエンジニアリング強化

  • 持続可能な海洋性タンパク質生産を養殖ノウハウ・資材提供でトータルサポート
  • 環境変動に応じた次世代水産業(新しい養殖・漁業)の構築

エンジニアリング・サービスによる
高付加価値提供による高収益化

環境系資材の拡販

  • バイオ・生分解性漁網をはじめとした海洋資源の持続可能性を促す環境系資材の提供
  • 漁業と他産業との共生(漁業共生)をトータルにサポート「資材提供+コンサルティング」

研究開発・実用化段階から
本格的な収益化へ

高付加価値な水産物で収益性強化

  • 北海道紋別市の二大製造子会社に対して最新の製造ライン導入など省人省力化・生産効率向上に向けた大規模投資を前期までに実施

当社オリジナルの“安心・安全で高品質・
付加価値の高い水産加工品”を提供

2コストマネジメント
資本コストの改善を意識

資産効率性改善に向けた最適資本構成を模索

当社のキャッシュ・フローの特徴

食品事業

水産物の漁獲時期が春先から
秋口までに集中、買い付けが先行。
その後、年末にかけて
販売を進め、資金を回収

海洋・機械・資材事業

仕入から資金回収までのサイトは
比較的短い

各事業における回収サイトの短縮や在庫の圧縮を含めた
キャッシュ・フローマネジメントを高度化し、
D/Eレシオを1倍以内へ

財務体質強化を踏まえて、
資本効率を意識し
ROEやROICを高める

3株式市場の評価
株式市場指標の活用

PBR=ROE×PERの関係の確認

ROE(自己資本利益率)=9.1%(2025年3月期)に対して、株価1,959.6円(2025年1~3月終値の平均値)であるため2025年3月期PER(株価収益率)=6.12倍同実績PBR(株価純資産倍率)= 0.54倍と改善は道半ば

ROEの向上×PERの改善→PBRの上昇

*PBRを上昇させ、解散価値(PBR=1倍)を上回る企業価値上昇を目指す

PERの改善

当社収益構造(事業構造)の理解促進で市場に当社が利益を持続的に創出・拡大することを浸透
中期経営計画など成長戦略推進による、期待収益率の改善

ROEの向上

効率経営の推進による
投資効率・収益性の改善