企業価値

Enterprise value

更なる企業価値向上に向けて

東証プライム市場上場企業の責務を果たし水産業の健全な発展に貢献

当社グループは、東証プライム市場上場企業に期待される責務を果たすべく企業価値向上に積極的に取り組んでいます。
100年後の水産業を見据えて事業化を進めてきた陸上養殖、バイオマス漁網の実用化は成果が期待できるフェーズを迎えており、資本コストの改善およびROE向上のための施策は順調に推移しています。

1事業成長
~事業を通じたサステナブル社会の実現への貢献~

陸上養殖の事業化

事業会社「フィッシュファームみらい(同)」を設立し、
九州最大のサーモン陸上養殖施設を建設

環境に配慮したサステナブルな
食糧生産・流通

バイオマス漁網の実用化

自然環境下で生分解性を有する
バイオマス漁網の実用化で、
海洋プラスチックの削減・CO2排出量を削減

漁業における
環境問題の低減

水産物加工の安定供給体制を構築

北海道紋別市の二大製造子会社に
最新の製造ライン導入など
省人省力化・生産効率向上に向けた大規模投資

高付加価値商材の安定供給体制
+
地方創生

2コストマネジメント
資本コストの改善を意識

資産効率性改善に向けた最適資本構成を模索

当社のキャッシュフローの特徴

食品事業

水産物の漁獲時期が
春先から秋口までに集中、
買付が先行。
その後、年末にかけて販売を進め、
資金を回収

海洋・機械・資材事業

仕入から資金回収までの
サイトは比較的短い

各事業における
回収サイトの短縮や在庫の圧縮を含めた
キャッシュフローマネジメントを高度化し、

財務体質強化を踏まえて、
最適資本構成でROAやROICを
高めることも意識

3株式市場の評価
株式市場指標の活用

PBR=ROE×PERの関係の確認

ROE(自己資本利益率)=9.0%(2024年3月期)に対して、株価2,186.1円(2024年1~3月終値の平均値)であるため
2024年3月期PER(株価収益率)=7.72倍同実績PBR(株価純資産倍率)=0.64倍と改善は道半ば

ROEの向上×PERの改善→PBRの上昇

*PBRを上昇させ、解散価値(PBR=1倍)を上回る企業価値上昇を目指す

PERの改善

当社収益構造(事業構造)の理解促進で
市場に当社が利益を持続的に創出・拡大することを浸透
中期経営計画など成長戦略推進による、期待収益率の改善

ROEの向上

効率経営の推進による
投資効率・収益性の改善