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Talk Session 若手社員座談会

若い社員が作り上げていく、 ニチモウの未来・水産業の未来。

就職活動中の皆さんにニチモウのことをもっと知ってもらうため若手社員8名に集まってもらい、
社内の雰囲気や職場環境、一緒に働いている先輩のこと、将来の夢などについて語ってもらいました。
彼らの言葉に、今のニチモウの姿が鮮明に映し出されています。

  • 食品事業本部
    第二営業部 第二チーム

  • 山﨑

    食品事業本部
    第三営業部 第二チーム

  • 舟橋

    機械事業本部
    中央営業部 第一チーム

  • 新谷

    福岡支店
    下関営業所

  • 菅野

    食品事業本部
    第二営業部 第一チーム

  • 機械営業本部
    中央営業部 第二チーム

  • 落合

    海洋事業本部
    研究開発室 研究開発チーム

  • 鈴木

    機械・資材事業本部
    化成品営業部 第一チーム

幅広い事業、少数精鋭、持続可能な水産業に貢献……入社の決め手はコレ!
まずは、就職先としてニチモウを選んだ理由を教えてください。

就職活動の際には貿易に携わりたいと考えていました。日本は輸入に頼る部分も大きいので、海外とつながりながらそこに貢献していきたい、というのが理由です。ニチモウは海外との関りも多く就活の軸に合っていたことに加えて、社員全員の顔と名前を覚えられる規模感を魅力に感じ、就職先として選びました。

舟橋

人数が多過ぎないというのは私も魅かれたところです。限られた人数だからこそ、若いうちから裁量を持っていろいろな経験が積めるのではないか、と。メーカーではなく商社なので、お客さまのニーズに応じて自由に商材を選べるところも当社を選んだポイントです。

新谷

私も商社に絞って就職活動をしていました。海外留学をしていたこともあり、海外と関わる仕事に就きたいと考えていたのです。最終的にニチモウを選んだのは、選考を通じて働く人たちの雰囲気の良さを感じたからです。役員の方も話しやすく、先輩方の仕事への熱意が伝わってきました。

鈴木

先輩方の人柄は私も魅かれたところです。中でも化成品営業部の先輩方の事業部間の垣根を超えた働き方に憧れましたね。ニチモウは水産商社ですが、機械や資材、農業といったところにまで携わっており、自分次第で仕事の幅を広げていける点も入社を決めたポイントでした。

私も「人」が入社の決め手になりました。選考の段階から就活生に対するフォローが手厚く、「人を大事にする会社だな」と感じました。実際、入社した現在もその印象は変わりませんね。先輩・上司は話しやすい方ばかりですし、人事も何かとフォローしてくれます。

山﨑

大学院の研究を通じて、「漁獲量が安定しない」「品質が高いのに売れない」といった漁業者の課題を目にしていました。そこで、漁業の現場から加工、販売まで一貫してサポートできるニチモウで働きたいと思ったのです。また、持続可能な漁業への取り組みをしている点も魅力に感じました。

菅野

ニチモウは川上から川下まで幅広い事業を手がけていますからね。事業の規模も大きいし、「水産業に対していろいろな貢献ができそうだ」と思ったのが私の志望理由です。とくに大学院で養殖の研究をしていたので、養殖事業に積極的な点も魅力的でした。

落合

私の場合は、学生時代、海棲哺乳類を観察するフィールドワークを行っており、就職後も現場中心の働き方をしたいと考えていました。そんな中、ニチモウのホームページを見て、漁業者と直接関わりながら水産業を支えているというのを知り、ニチモウを志望しました。

若手社員たちが取り組む、さまざまな現場の仕事
現在、それぞれどのような仕事に携わっているのですか?

私のチームではさまざまな魚種を販売しています。1年目の現在は営業事務や検品などの業務を行いながら、チームで扱う商材や商流について勉強しているところです。当チームでは海外から仕入れることが多いため、貿易関連の知識を学ぶことができています。

新谷

海外からすり身を買い付け、国内へ販売するチームに所属しています。今は営業として独り立ちするための勉強中で、事務的な業務を覚えつつ、先輩に同行するなどして営業の基礎を学んでいます。原料の仕入れにも関わっていますが、為替や国内需要の変動を見極める必要があり、相場は常にチェックしています。

山﨑

所属するツナチームは、コンビニのおにぎりに使われるツナパウチなどが商材です。原料買い付けから海外工場での加工指導、輸入、販売までを行います。私も今は事務作業が主ですが、BtoC製品の開発プロジェクトが始まったことから、マーケティングなどにも携わらせてもらっています。

菅野

私も1年目ということで、事務などに携わりつつ、先々営業や買い付けをしていくための勉強をしているところです。蟹とホタテを扱うチームにいますが、北海道の工場に行って実際に蟹の加工を経験したりもしています。まさに「浜から食卓まで」の仕事ですよね。

鈴木

食品事業とは異なり、私の所属する化成品営業部では印刷会社に対してフィルムを販売しています。販売したフィルムは、最終的に建築資材や包材などに加工されて使われます。先輩に同行して営業を学んでいるところですが、ニーズに応じてさまざまな商品や加工方法を提案できる点が面白いです。

春巻きなどの中華惣菜を中心とした加工機械を販売するチームに所属しています。最近は一人での営業も始めており、既存顧客を引き継ぎつつ、新規獲得を目標に活動しています。この仕事を始めてから、コンビニなどで中華惣菜を見ると製造工場をチェックする癖がつきましたね(笑)。

舟橋

私のチームでも食品加工機械を食品メーカーに販売しています。機械単体だけでなく、ラインを丸ごと提案することもあります。最近はAIやロボットなどのハイテク機械の需要が増えており、最先端の分野についての知見を得られるのがうれしいですね。また、出張で全国各地に行けるのも楽しいところです。

落合

私は研究開発室の所属です。漁具・漁網の開発がミッションであり、最近は生分解性資材の開発や漁網リサイクル技術の開発もしています。1年目の現在は各種資料の作成や試験などを担当しており、試験のために漁船に乗ったりする業務もあります。また、研究内容の学会発表も経験させてもらいました。

風通しが良く、縦も横もコミュニケーションが取りやすい社風
職場の雰囲気はどんな感じですか?

ニチモウは上司との距離が近いです。入社前は「上司」というと「上から一方的に指示を出してくる」というイメージでしたが、そんなことはありませんでした。部長と一緒に営業同行することもありますし、仕事のことはもちろん、プライベートな会話もできます。二人で飲みに行くこともありますからね。

菅野

役職が上の方でもこちらの目線に合わせて分け隔てなく話しかけてくれます。入社当初は会議に出てもわからない話ばかりでしたが、わからない専門用語などについて質問すると、関連情報も含めてとても丁寧に教えてもらいました。

鈴木

役職も年齢も関係なく、誰とでも話しやすい雰囲気がありますね。休みの日に社員同士で釣りに出かけたりもしていますし、仲が良い。私も含めて、魚好き・釣り好きは多いかもしれません。一方で、仕事への熱い想いも持っていて、真面目な話も他愛のない話も、気兼ねなくできます。

落合

私がいる研究開発室も仲が良いです。昼休みには室員全員でお昼ご飯を食べるなど、和気あいあいとした雰囲気です。配属当初は慣れない土地での生活に不安もあったのですが、皆さん、近隣のおすすめスポットを教えてくださるなど、優しく接してくれ、すぐに溶け込めました。

入社当初からエレベーターで一緒になると先輩方が声をかけてくれたりして、話しやすい雰囲気を作ってくれるんですよね。4月に新入社員の自己紹介が社内報に載るのですが、その自己紹介をきっかけに話かけてもらったりもしました。社内全員の顔と名前を覚えられる規模感で、あたたかい社風だと感じます。

新谷

面倒見の良い人が多いのだと思います。「わからないことはそのままにしないでどんどん聞いていいから」と言ってくれ、どんなに忙しくても質問すると詳しく答えてくれますから。あとは若手の独身寮も楽しくて、よく集まって飲んだり、仕事の相談をしたりできます。

山﨑

ミスをしてしまった際には一緒になって原因や改善策を考えてくれ、新人の意見にもしっかり耳を傾けてくれるのもありがたいです。良い意見であれば、年次に関係なく採用してもらえますし。他部署の方たちも気さくに話かけてくれたり、食事に連れていってくれたり、部署を越えたつながりも感じられます。

舟橋

横のコミュニケーションが取りやすいのは、仕事のしやすさにもつながります。実際に他部署の方から仕事を紹介していただいたこともありますから。自由なスタイルで仕事させてもらえるのも嬉しいところです。自分次第で仕事の幅を広げていける環境だと思います。

印象に残っている先輩・上司からの言葉
先輩・上司からの言葉で印象に残っているものを教えてください。

印象に残っているのは、「営業がやるべきことは、お客さまのニーズを正確に汲み取り、メーカーに伝えること」という上司の言葉です。それまでは機械をPRすることが営業の仕事だと思っていましたが、そうではなくてお客さまのニーズを理解することが重要である、と。目から鱗でしたね。

山﨑

私は「何を求められているのかを意識して行動しろ」という言葉が印象に残っています。それを聞いてから、資料作成でも単にデータを並べるのではなく、どんな補足情報があると理解しやすいか、といったことを考えてまとめるようになり、「わかりやすい」と褒めてもらえるようになりました。

鈴木

淡々と事務作業をしていたときに、先輩から「個々の商材について、なぜそのサイズなのか、なぜその値段なのかを考えながら取り組むといいよ」と助言してもらいました。それを意識してから、商材ごとの特徴や類似点がわかるようになり、事務を通じて営業に活かせる知識が身に付いてきました。

菅野

工場の現場に入っている際に先輩に言われた「良い原料が必ずしも良い製品になるわけではない」という言葉が印象的でした。コストや身入り、色合いなど、お客さまによって求めるものはさまざま。そういったお客さまのニーズに合致するような原料の選定・加工をしてこそ、良い製品になるのだと学びました。

印象に残っているのは、配属当初に上司から言われた「社内営業を意識しろ」という言葉です。営業はお客さまに顔を売るのが大事。ならば、社内に覚えてもらうのも営業のトレーニングになります。実際、これを意識してから社内での人間関係が広がり、仕事がやりやすくなりました。

舟橋

私が言われたのは「若いうちに苦労しておけ」という言葉です。今のうちに「攻めの営業」をしておけば、30~40代になったときには向こうから声がかかってくる、と。その通りだなと思うと同時に、「将来の自分のため」という気持ちで苦労にも前向きに立ち向かえるようになりました。

新谷

課長のお客さまを引き継いで不安だったときに、「失敗しても死なないから、思いっきりやってみろ」という言葉に勇気をもらいました。失敗を恐れずに挑戦していけば、例えそれが本当に失敗してしまったとしても成長の糧になる、と。その言葉で不安が解消され、積極的に動けるようになりました。

落合

私は「新人のうちは1日かけて100点より、2時間で70点のほうが良い」という言葉が印象に残っています。知識のない新人のうちは1つを完璧にこなすより、多くの経験を積むことのほうが大事である、ということです。それを聞いてからは、仕事を抱え込まず、わからないことはすぐに相談するようにしています。

若手社員たちが抱く、それぞれの将来像
今後、仕事で実現したい夢や目標について教えてください。
鈴木

目標は先輩を超える営業になることです。先輩の営業に同行したとき、お客さまが先輩に対して「ニチモウだからではなく、○○さんだから仕事しているんです」といっていて、最高の褒め言葉だな、と。自分もそんな風に思われるようになりたい。また、先々は新商品の開発にも挑戦してみたいです。

営業として、まずは3年以内に買い付けから販売まで一人でできるようになりたい。貿易の知識や魚を見る目利きの力、情報収集能力を身につけることが大切なので、そのためにも積極的にさまざまな経験を積んでいきたいと思います。将来的には新しい魚種の市場を、自分自身の手で開拓してみたいですね。

山﨑

直近の目標はツナチームの売上への貢献。そのためにも新規顧客の開拓やBtoC製品の開発に力を入れて取り組んでいきます。将来的には漁業者が儲けられるような仕組みづくりに挑戦したい。国内の養殖業者と連携した製品づくりなどで、漁業者に利益を還元できるようにしていきたいと考えています。

新谷

新規顧客の獲得は私も積極的に取り組んでいきたいところです。現在は引き継いだ既存顧客のみなので、新規を獲得することでチームの売上に貢献したい。そのためにも、業界知識や自己研鑽への意識を高めて、いち早く戦力になりたいと思います。また、将来は海外へ向けた販売にも携わってみたいです。

菅野

私もいずれは海外に販売していく仕事ができたら、と考えています。現在は国内向けがメインですが、人口減少で国内市場が縮小する一方、海外では水産物の需要が増えています。そこにアプローチしていけるよう、今のうちから英語なども勉強してさまざまなスキルを磨いていきたいと思います。

舟橋

まずは機械1台を自分の力でゼロから受注するのが直近の私の目標です。そして、先々はライン一式を丸ごと受注できるようになっていきたい。そのためにも小さな案件から顧客との信頼関係を築いていき、同時に新規顧客の開拓に力を入れていきたいと思います。

私も引き継いだ既存顧客が9割の状況なので、自分自身で新規の顧客を獲得していきたい。毎年開催されている展示会は新規獲得のチャンスなので、そこに向けてしっかり準備したいと思います。また、将来的には惣菜以外の食品分野にも進出し、「ニチモウ機械営業部のできること」を増やしていきたいです。

落合

研究開発に携わる身としては、水産業界を技術面でサポートできるような開発に携わりたい。将来性を感じるのは生分解性の漁具や漁網のリサイクルですね。省人化技術や魚の価値を高める漁法、加工法など、部署間で連携しながら幅広いテーマに取り組んでいきたいと思います。

学生に向け、就職活動のポイントを伝授!
最後に、就職活動で頑張っている学生の皆さんにメッセージをお願いします。
山﨑

やりたいこと、譲れない条件など、就職活動に対する軸をしっかりと定めたうえで、いろいろな企業を検討してください。ときには同級生の就職先がうらやましく見えることもあるかもしれませんが、自分の決断に自信を持って就職活動を進めてほしいですね。

新谷

お金・やりがい・会社の雰囲気・規模感など、人によってどこに重点を置くかはさまざまですが、その中で「譲れないポイント」を明確にすることが大切だと思います。自分が本当にしたいこと、実現させたいことを突き詰めていったほうが納得いく就職活動になると思います。

菅野

私は自己分析をしたことで、やりたかったことがはっきりとし、効率良く就職活動を進められるようになりました。就職活動は不安も多いでしょうが、そこで妥協してしまうとのちのち後悔を招きます。そうならないためにも、最後まで全力でやりきってほしいと思います。

どんな仕事も、楽しいこともあれば辛いこともある。希望する職種に就いたとしても「100%理想の仕事」というのはまずないでしょう。逆に興味がない仕事に思えても、1つでも楽しいと感じるところが見つかればやりがいが生まれてきます。自分の選んだ道を信じて頑張ってください。

舟橋

就職活動を成功させるには、周りの意見に流されずに、自分なりの考えや基準を持つことが重要。そのためにもまずは自己分析を丁寧に行うことをおすすめします。何事も自分で決めたことであれば、多少大変なことがあっても頑張れるはず。悔いのないように頑張ってください。

落合

学生時代の経験は、就職活動の面接のときだけでなく、実際の仕事でも役立つものです。バックグラウンドや仕事選びのポイントは人それぞれですが、いずれにしても「今」を大切に生きてほしいと思います。「面白い仕事をしたい」と思っている方は、是非一緒に働きましょう。

鈴木

「どんな仕事をしたいのかわからない」という人もいると思いますが、少しでも興味を感じることがあれば、そこを入り口にして企業研究を進めていくのがおすすめ。営業であればどんな商材を扱うかがポイントになりますが、加えてどのような働き方ができるのかも確認すると良いでしょう。

ニチモウには100年以上続く企業だからこその蓄積されたノウハウがあり、柱となる事業も複数ある。それらをうまく活用することで、いろいろなことが実現できる会社だと思います。一緒に新しい価値を生み出し、自分たちの手でニチモウを盛り上げていきましょう。

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